サイゴン川に架かる新たな歩行者橋が、2025年4月26日に起工式を迎える予定です。この橋は、現代的なデザインと伝統的な美を兼ね備えた新たな都市のランドマークとして期待されています。
サイゴン川を渡る歩行者橋の建設が、2025年4月26日に正式に始まることが発表されました。この橋は、ホーチミン市の中心部であるバクダン公園(1区)を新都市区トゥーティエム(トゥードゥック市)と結ぶ構造で、総投資額は約997億ドンに上ります。
デザインは、サイゴン川の穏やかな水面を漂う水椰子の葉の形をイメージした独特なもので、現代建築の新しいシンボルとなることが期待されています。この橋は、交通の利便性を向上させるだけでなく、1区とトゥードゥック市を結ぶ文化・歴史の架け橋としても役立ちます。
プロジェクトは、栄養食品メーカーNutifoodが全額出資し、建設から運営までをサポートします。同社は、ホーチミン市人民委員会や交通運輸局と連携し、必要な手続きを迅速に完了させました。これには、実現可能性調査の承認、設計図面の作成、建設許可の取得、施工業者の選定が含まれます。すべての工程は、2025年4月30日の南北統一50周年記念に合わせた起工を目指して進められています。
起工式は、2025年4月26日に実施される予定で、地域社会と都市開発に大きな影響を与えると見られています。