9月2日の朝、ホーチミン市の中心部は独立記念日を楽しむ若者たちで賑わっていた。7時ごろから30/4（バーハイタン）公園やサイゴン大教会（聖母マリア大聖堂）、統一会堂周辺には多くの人々が集まり、「カフェベト」と呼ばれる地面に座ってコーヒーを楽しむスタイルが見られた。
アレクサンドル・ド・ロード通りやハン・トゥエン通りのカフェベトスポットも、早朝から大勢の人で賑わい、コーヒーを買うためには15分待つこともあった。朝の爽やかな空気と柔らかな日差しの中、若者たちは公園や歩道に腰を下ろし、友人と語らい、写真を撮りながらコーヒーを楽しんでいた。特に30/4公園はカフェベトの名所として人気があり、友人同士で簡単なマットを広げて座るグループや、ベンチで過ごすカップルが見られた。
カフェベトはホーチミン市民にとって長く愛される文化であり、週末や祝日にはその賑わいが増す。簡単なコーヒーとマットだけで、多くの若者たちが集まり、笑い声が響き渡る。9月2日のホーチミン市の天気は、日中は涼しく、午後には雨が降ることが多いが、そんな中でもカフェベトの魅力は変わらない。